一般社団法人日本ハンドボールリーグ（代表理事：葦原一正）では、2024年9月開幕で準備を進める新プロリーグ（以下、新リーグ）について、本日開催された理事会において以下の決議を行いましたのでお知らせいたします。

（１）新リーグは、全チーム（※）で2024年9月に開幕　※2023-24シーズンJHL加盟24チーム
（２）新リーグ参入審査の撤廃および新リーグ参入審査委員会の解散
（３）シングルエンティティの見直し

年会費や加盟金など新リーグの概要詳細については今後、JHL新リーグ制度設計検討委員会を発展的に解消させて、複数のチーム代表者が中心となるワーキンググループにて複数回の議論を重ねて原案を作成し、実行委員会や理事会での協議を経て、2023年6月末までを目途に定めていく予定です。

■葦原一正代表理事のコメント
「実行委員会やチームとの個別の話し合い、改めて実施した全チームとの意見交換、そして理事会での議論を経て本日、2024年9月に開幕する新プロリーグは、2023-24シーズンJHL加盟全チームと共にスタートすることを決議しました。ファンや選手の皆様には長い時間心配をおかけして申し訳なく思っております。本議論を開始してから約１年半、チームの意識は格段に変わりました。急激な意識変革が図られ、各チームがハンドボールの価値向上に対し、より真剣に、そしてより主体的に取り組もうと動き出しています。例えば今シーズンの終盤、複数の試合会場で満員もしくはそれに近い入場者数を達成しました。それらの会場では、選手のプレーにファンが一喜一憂する熱狂の渦が巻き起こっていました。こうした試合会場が徐々に増えてきていることこそ、各チームが今、何をすべきかを考え、そして動き始めている証だと強く感じています。新リーグの目的は、ハンドボールを始めた子どもたちが目指すべき場所となる『ハンドボール世界最高峰リーグ』を構築することです。まだまだ整理すべき課題は多いですが、その目的を達成するために、改めて議論を尽くし、全チーム一丸となって、2024年9月開幕に向け進みたいと思います」

（※）2023-24シーズンJHL加盟24チーム

* 2022年8月に新リーグ参入申込のあった「TeToTeおおさか堺」は今後審査予定