観戦ガイド

簡単なルールの説明

コートの図

ハンドボールは1チーム7人の選手がコート上でプレーします。
7人のうち、1人はゴールを守るゴールキーパー(GK)で、他6人はコートプレーヤー(CP)となります。
ハンドボールは相手ゴールにシュートして得点となり、試合時間内(前・後半、各30分)に多く得点したチームが勝ちとなります。
コートは 40×20m の大きさで、ゴールから 6mの距離に半円のラインが引かれています。これを 6mラインと呼び、6mライン内にはゴールを守るGKのみ入ることができます。攻撃するチームは、6mラインの外からシュートを打たなければなりません。

ボール

ボール
球 種 外 周 重 量 用 途
3号球 58~60cm 425~475g 一般男子・大学男子・高校男子用
2号球 54~56cm 325~375g 一般女子・大学女子・高校女子・中学生用
1号球 49.5~50.5cm 255~280g 小学生用

競技時間

正規時間:日本リーグでは、前半30分-ハーフタイム15分-後半30分。
正規時間内に多く得点を入れたチームが勝利となります(同点の場合は引き分け)。但し、プレーオフに限り、正規時間で引き分けの場合は、延長戦があります。

チーム

日本リーグでは、1試合に1チーム最大16名の選手が試合に登録できます。
試合中、コートには7名の選手が出ることができます。7名のうち、1名はゴールを守るゴールキーパー(GK)、6名がコートプレーヤー(CP)です。

スローオフ

試合を始める時、センターライン中央からボールをパスして始めます。これをスローオフといいます。また、相手に得点を決められた後、試合を再開する際も、スローオフで始めます。

得 点

1回につき1点の得点となります。

ボールの扱い方

身体の使用部分 ひざから上。足で触れることは反則。
ボールの保有時間 3秒まで。
ステップの範囲 ボールを持ったら、3歩まで歩けます。(ボールを持った瞬間は0歩)

試合中の選手交代

試合中、選手はいつでも何度でも、交代ラインから自由に交代することができます。交代の際、タイムキーパーやスコアラーに申し出る必要はありません。

反 則

オーバータイム 3秒より長くボールを保持する
オーバーステップ ボールを持って4歩以上歩く
ダブルドリブル ドリブルしたボールを一度持って、再度ドリブルする
ラインクロス コートプレーヤーがゴールエリアラインを踏んだり、エリア内に入る
プッシング 相手を押したり、突き飛ばす
キック ゴールキーパー以外のプレーヤーが足でボールを扱う
パッシブプレー 攻撃しよう、あるいはシュートしようという意図を示さないでチームがボールを所持し続ける

罰 則

警 告 反則や反スポーツマンシップ行為にはイエローカードが提示されます。提示は、プレーヤーは1人に1回、チームで計3回が限度です。
退 場 反則や危険行為が繰り返された時は、2分間の退場となります。その選手は退場時間中プレーすることはできず、その選手のチームは、他の選手をコート内に補充することができません。
例:AチームのNo2の選手が退場 → No2の選手は2分間試合に出ることはできません。またAチームは2分間、1人少ない状態で試合をしなければなりません。
失 格 重大な反則、反スポーツマンシップ行為には、レッドカードが提示されます。また同一選手が3回退場を受けた時も提示されます。レッドカードが提示された選手は、その試合の残り時間、試合に出ることはできません。