一般社団法人日本ハンドボールリーグ(代表理事 葦原一正)は、2024年開幕に向け準備を進める次世代型プロリーグ(以下、新リーグ)について、参入審査申請書類の申込を8月31日に締め切りました。申込状況について、また今後の審査方法ならび審査スケジュールについてお知らせいたします。
新リーグ(次世代型プロリーグ)、参入審査申請書類の申込チーム(団体)
【男子】9チーム | 【女子】 |
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アースフレンズBM(東京都) | |
富山ドリームス(富山県) | 北國銀行ハニービー(石川県) |
福井永平寺ブルーサンダー(福井県) | 飛騨高山ブラックブルズ岐阜(岐阜県) |
大同特殊鋼Phenix(愛知県) | HC名古屋(愛知県) |
トヨタ車体ブレイヴキングス(愛知県) | 三重バイオレットアイリス(三重県) |
豊田合成ブルーファルコン(愛知県) | 大阪ラヴィッツ(大阪府) |
TeToTeおおさか堺(大阪府) | イズミメイプルレッズ(広島県) |
トヨタ紡織九州レッドトルネード(佐賀県) | 香川銀行GiraSol(香川県) |
琉球コラソン(沖縄県) | オムロンピンディーズ(熊本県) |
ソ二ーセミコンダクタマニュファクチャリングブルーサクヤ(鹿児島県) |
葦原一正 代表理事のコメント
「既存17チーム(男子7チーム、女子10チーム)に加え、新規2チームの計19チームが、次世代型プロリーグに参入表明頂きました。まずは、参入申請する・しないに関わらず、ご検討頂いた全てのチームの皆様に深く感謝申し上げます。
難しい判断だったと推察します。チームそれぞれに個別の強い主張がある中で、まとめあげるのは容易でありませんでした。昨春の代表理事就任会見でも『全チームが120点の答えは作れません』と申し上げましたが、実際本構想に全てのチームの理想が完全に入っているとは捉えておりません。その中で、個別利害を超えて、業界全体のために手を挙げてくださったチームがこれだけ多くあることを純粋に嬉しく思っております。
今後、審査委員会での厳正な審査を経て10月に加入チームの決定となる予定です。日本ハンドボールを「世界最高峰リーグ」に築き上げていけるよう、引き続き邁進し続けていきますので、ファンの皆様、引き続き応援の程何卒宜しくお願いします」
審査方法について
参入審査申請書類を申込したチーム(団体)に対し、従前より公表している以下8項目について、各チーム(団体)の申込書類ならびヒアリング等の方法で、審査いたします。
- 理念の共有
- チーム名要件
- アリーナ要件
- 財務要件
- 支援書要件
- ユースチーム要件
- 選手契約要件
- 事業要件
審査ならび今後の審査スケジュールについて
各チーム(団体)より申込を受けた審査申請書類を基に、新リーグ参入審査委員会にて審査を行います(9月~10月)。新リーグ参入審査委員会にて新リーグ参入の候補チームを決め、その後10月のリーグ理事会(チーム所属理事を除く)で新リーグ参入チームを決定いたします(※対外発表は10月21日(金)に実施予定)。
尚、新リーグ参入審査委員会は、米田惠美氏が審査委員長を務め、外部の有識者を含め計5名にて審査を行います。
新リーグ参入審査委員会メンバー
- 米田 惠美(Emi Yoneda) ※委員長
日本ハンドボールリーグ理事(外部理事)、米田公認会計士事務所代表、(公社)日本フェンシング協会常務理事 - 吉田 實(Minoru Yoshida)
日本ハンドボールリーグ顧問、元JHA副会長、元JHL会長 - 鈴木 友也(Tomoya Suzuki)
日本ハンドボールリーグ理事(外部理事)、トランスインサイト株式会社代表 - 鎌田 義次(Yoshiji Kamata)
株式会社セレスポ専務取締役統括本部副本部長スポーツ事業部管掌 - 小林 久美(Kumi Kobayashi)
小林公認会計士事務所代表、Tokyo Athlete Office株式会社代表取締役
委員長・米田惠美氏のコメント
「子どもたちの夢となる新リーグに向け重要な役目を仰せつかり、身の引き締まる思いです。難しい判断を迫られるシーンもあろうかと思いますが、公平性を大切に、何より中長期でハンドボール界の発展のためにどうあるべきか、との想いで進めてまいります」